「アフィリエイトの報酬の仕組みってどうなっているのかよくわからない」

「アフィリエイトを頑張っているのに報酬ゼロ。稼げない原因を知りたい」

今回はそのような疑問や悩みをお持ちの方に向けて、アフィリエイトの報酬が発生する仕組みとその仕組みの中から稼げない原因を探る方法についてご紹介します。

rabi

ウサピはアフィリエイトの報酬が発生する仕組みを説明できるかな?

usapi

うん!ウサピが書いたドッグフードの記事の中のリンクを誰がクリックして、そのドッグフードを買ってくれたら報酬がもらえるんでしょ!

rabi

うん。大雑把に言うとそういうことだね。今回はアフィリエイトの報酬の仕組みの一つ一つの要素とその中から稼げない原因を探る方法を説明するからね。アフィリエイトで稼ぐためには大切なことだから、しっかり理解しようね!

アフィリエイト報酬が発生する仕組み

アフィリエイトは成果報酬型の広告形態で、広告主が宣伝したい商品やサービスを紹介した記事にアフィリエイトリンクやバナーを貼って、そこから成果が発生すると報酬を得られるという仕組みになっています。

アフィリエイトの報酬が発生する仕組みを細かく分けてみるとこちらのようになります。

【アフィリエイト報酬発生の仕組み】

自分のサイトへの訪問数 × アフィリエイトリンクのクリック率 × 成約率(CVR) × 報酬単価 × 承認率

アフィリエイトで稼ぐためには、サイトへの訪問数 、アフィリエイトリンクのクリック率、成約率 、報酬単価 、承認率の全てが重要な要素です。

現在、アフィリエイトで稼げていないという方はどこに問題があるのかを把握することにより、稼ぐためのヒントが見えてくると思います。

アフィリエイトで稼ぐために必要な一つひとつの要素について、詳しく見てみましょう。

サイトへの訪問数(記事の閲覧数)

アフィリエイトリンクをクリックしてもらうためには、まずは自分のサイトに訪問してもらい、アフィリエイトリンクが貼ってある記事を見てもらうことが大前提です。

サイトに訪問してもらうためには、SEO対策をしっかり行い、検索順位を上げる必要があります。

SEO対策には、被リンクなどの外部対策とコンテンツや内部リンクを充実させる内部対策があります。

過去には外部対策が重要視されていた時期もありますが、最近のGoogleのアルゴリズムは進化しているので、小手先の外部対策は通用しないどころかペナルティを受けるようになっています。

現在は、検索順位を上げるためには、ユーザーの検索意図に応えるための「コンテンツSEO」が不可欠です。

最新のSEO情報を入手するには、SEOの世界では絶大な信頼を得ている鈴木謙一氏が運営する海外SEO情報ブログがおすすめです。

また、アクセス数を増やすためにはキーワード選定も非常に重要です。

アフィリエイトで稼ぐためのキーワード選定についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

参考記事:【稼ぐためのキーワード選定】商標キーワードは稼げるって本当?

アフィリエイトリンクのクリック率

サイトに訪問してもらい、アフィリエイトリンクが貼ってある記事を見てもらった後、アフィリエイトリンクがクリックされるかということも大切です。

アフィリエイトリンクのクリック率はさまざまな要素に影響されます。

テキストリンクかバナーかボタンかなどによっても変わりますし、テキストリンクやボタンの場合はその文言、バナーの場合はバナーのデザインによって差が生じます。

また、アフィリエイトリンクやバナーを記事やサイト内のどの位置に置くかによってもクリック率は変わります。

アフィリエイトリンクの前の文章から上手に誘導できているかという点も大切です。

成約率(CVR)

成約率(CVR:Conversion Rate)は商品やサービスのアフィリエイトリンクをクリックした後に表示されるランディングページ(LP)を見た人のうち実際にそのページから商品を購入したり、サービスに申し込んだりした人の割合を言います。

ある商品を紹介した記事の中のアフィリエイトリンクをクリックした人が100人いたとして、そのうち3人が購入した場合、成約率(CVR)は3%ということになります。

CVRは、ランディングページ(LP)の内容にも大きく左右されます。

商品を選定する際にはLPをしっかり読んで、「自分だったらこの商品を購入するかな?」と考えてみることをおすすめします。

良いLPは商品のベネフィットを上手に伝えて、見た人が思わず欲しくなるような工夫が凝らされています。

顧客の声やビフォーアフターの写真などもCVRを高めるポイントかもしれません。

「申し込み」や「購入」ボタンの見やすさや配置、その先の入力欄が簡単に入力できるかなどもCVRに大きく影響します。

報酬単価・大きく稼ぐためには特別単価が必須

アフィリエイトで稼ぐためには、商品ごとの報酬単価も重要です。

月収100万以上稼いでいるアフィリエイターのほとんどは広告主から特別単価を設定してもらっています。

特別単価を設定してもらうと、通常は報酬額が2千円の商品が2倍の4千円になることも珍しくはありません。

ひと月にその商品を30個売った場合、報酬単価が2千円だと6万円にしかなりませんが、4千円の特単をもらっていれば12万円の報酬が得られることになります。

特別単価を設定してもらう条件はジャンルや広告主によって異なりますが、一般的には同じ商品を月5~10程度成約していると特単をもらえる可能性は高いのではないでしょうか。

大手ASPのA8.netの場合、3ヶ月合計報酬金額20万以上の「プラチナ」というランクになると、「特別単価希望フォーム」から特単申請ができるようになりますが、同じ広告主の商品を月に何件も成約していると、担当者の方から特単の設定を申し出てもらえることもあります。

案件によって大きく異なる承認率

アフィリエイトで稼ぐために見落としてはいけないのが、案件ごとの承認率です。

承認率というのは、自分の記事から商品を購入してくれた件数のうち、広告主からアフィリエイト報酬を支払うことが認められた件数の割合のことです。

自分の記事から商品を購入してくれた件数全てに対して報酬が支払われるのが理想的ですが、残念ながらそういうわけにはいきません。

各案件には「承認条件」というものがあり、その条件を満たさない場合はアフィリエイト報酬が得られないのです。

一般的に物販系は「WEB注文後、30日以内の入金確認」などが承認条件となっていて、承認率は比較的高めだと言われています。

アフィリエイトの報酬を決める確定率-画像

それでも商品によって確定率は大きく差があります。

美容系の商品を例に具体的なアフィリエイト報酬額を考えてみましょう。

  • 報酬単価が3,000円で確定率が100%の商品
  • 報酬単価が3,500円で確定率が34.3%の商品

一見、報酬単価だけ見ると3,500円の商品を紹介した方が稼げそうですが、仮にこの商品を月に10件販売できた場合の報酬額は報酬単価×確定率となるので、以下の金額になります。

  • 報酬単価が3,000円で確定率が100%の商品:月収30,000円
  • 報酬単価が3,500円で確定率が34.3%の商品:月収12,005円

このように確定率によって、実際に口座に振り込まれるアフィリエイト報酬は大きく違ってきます。

物販よりも承認率が低い傾向にある無料登録などのサービス系は特に注意が必要です。

例えば、FXの口座開設などは無料口座開設で報酬が発生するので一見楽に稼げそうに思えますが、最近は「口座開設」だけではなく「口座開設後●●万以上の入金かつ30日以内に●●以上の取引を行うこと」などの条件が付いている場合が多いため、承認率は低い傾向があります。

まとめ

今回はアフィリエイトの報酬が発生する仕組みと稼げない原因を探るヒントについてご紹介しました。

現在、アフィリエイトを頑張っているけど稼げていないという方は、サイトへの訪問数 、アフィリエイトリンクのクリック率、成約率、報酬単価 、承認率のどこに問題があるのかをまずは分析してみましょう。

usapi1

アフィリエイト報酬が得られるまでには、たくさんの条件をクリアしなきゃいけないんだね。

rabi

Googleアドセンスのようなクリック課金型の場合はクリックされるだけで報酬が得られるけど、アフィリエイトは成果報酬型だから稼ぐためには成約率、報酬単価、承認率についてもしっかり把握することが大切なんだよ。
最初は承認率のことはあまり気にせずに、まずはサイトへの訪問数とアフィリエイトリンクのクリック数を上げることを意識するといいと思うよ。報酬単価は最低でも千円以上の商品を選ぶといいよ。